自分への叱咤激励が生む負のスパイラル
梅雨の真っ盛り。
だるい、疲れやすい、やる気が出ない、集中力が出ない、
などといった症状を訴える方がグッと増える時期です。気圧や雨の影響ももちろんあると思いますが、新年度を迎えた子どもたちや、新入社員の方など、新生活へ適応しようと頑張ってきた疲れが出ている方も多いことでしょう。
無理はしすぎず、休みながら、ときには半分程度の力で日常生活を送ることも大事です。そうはいっても、
「もっと頑張らなければならない」
「このままでは不十分だ」
などと思いこみ、十分に頑張れない自分を責めたり、思い通りに進めることができない現実に焦りを抱いたり・・・。そしてますます落ち込み、力が出ないという負のスパイラル。
そんなときには、どんな言葉で自分を叱咤激励しようとしているのか、キャッチしてみてください。そしてその叱咤激励を他の人にはするのか、考えてみてください。自分に厳しいタイプの方は、「人には言いません。自分に対してだけです。」と答えます。そうなのです。ダブル・スタンダードによって、人にはしない厳しい声かけを自分自身にはしてしまっているのです。
想像してみましょう。自分が上司で、落ち込んでいる部下に対し、「もっと頑張れ」「これでは足りない」こんな言葉をかけ続けているとしたら・・・。明らかにパワハラの状態です。無意識のうちに自分に対してそれをし続け、自分を落ち込ませ、力を失わせてしまうのです。
このようなパターンがあるという方は、ぜひ一度お問い合わせください。自分にはどのようなスパイラルがあり、「自分への厳しさ」はどこからきているのか、何をポイントに好循環に転じることができるのか、プログラムを通して整理することができるはずです。その“気づき”が、より軽やかに生きる日々への大きな一歩となることでしょう。
こちらには、お知らせのほか、コラムも掲載していく予定です。
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